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    June 06

    西日本脫線事件之判決

    福知山線事故でJR西日本社長ら書類送検へ

    6月6日3時7分配信 読売新聞

     兵庫県尼崎市で2005年4月、107人が死亡、562人が負傷したJR福知山線脱線事故で、県警尼崎東署の捜査本部は、死亡した高見隆二郎運転士(当時23歳)に加え、JR西日本の山崎正夫社長(65)ら歴代幹部数人を業務上過失致死傷容疑で神戸地検に書類送検する方針を固めた。

     県警は、1996年12月の現場カーブ付け替え時に、当時、列車運行や鉄道の安全対策を統括する常務取締役鉄道本部長だった山崎社長らが、自動列車停止装置(ATS)を設置しなかった過失が事故につながったと判断した。

     捜査関係者によると、JR西は96年12月20日、半径600メートルだった現場カーブを同304メートルの急カーブに付け替えたが、列車の速度超過を防止するATSを設置しなかった。

     また、カーブ付け替えの約2週間前、JR函館線(北海道)の半径300メートルのカーブで速度超過による貨物列車の脱線事故が発生。この事故がJR西社内で正式に報告された97年3月の「総合安全対策委員会」で、山崎社長は鉄道本部長として委員を務めていた。こうした点から、県警は業務上過失致死傷罪の構成要件である「予見可能性」を立証できるとしており、ATS設置について判断する立場にあった山崎社長らに大幅な速度超過による福知山線脱線事故を防げなかった刑事責任があるとみている。